滝川パンとは

戦時中をわすれさせた人々の癒しを再び

時は1930年代。熊本県熊本市に地元の人々から愛される1軒のパン屋がありました。その店の名前は「滝川パン」。 店主の名は滝川誠夫。ものまねタレント・コロッケ(本名:滝川広志)の実の祖父にあたります。

当時、流行の象徴であったこのパン屋の存在は、日々激しさを増す戦争を忘れさせてくれる人々の癒しとなっていました。店先には、爆発的な人気商品であった“あんぱん”をはじめ、コッペパン、メロンパンなどが並び、店内は絶えず人々の笑顔が溢れ、従業員の数も約80名にのぼりました。

しかし、1945年。一瞬にして人々の笑顔が消え去ります。熊本大空襲が発生。街の大部分が消失し、滝川パンの店舗は全焼。従業員も失い、店主をはじめ地元の人々の期待もむなしく、復旧は叶うことはありませんでした——。

一方、時は流れること2011年3月11日。東日本大震災が発生し、東北の沿岸部に壊滅的な被害を及ぼしました。今、東北が、そして日本がひとつになり取り組むのは「復興」。私たちもまた、忘れかけていた大切なことをもう一度学び未来に向けて継続的に育んでいこうと、『食の知識を学び生きる力を育む。地元の食材を使用して農業を活性化する。雇用創出により人々に生きる希望を与える。』を目標に「東北復興プロジェクト」を立ち上げました。

時代は違えど、奇しくも“復興”と“復刻”という、同じテーマを掲げたふたつのプロジェクト。震災時、復旧活動に尽力したコロッケ(本名:滝川広志)が、東北復興の想いを抱えながら、そして祖父の想いを受け継ぎながら、スタッフとともに監修という立場で、東北と熊本を出発点として全国に笑顔の輪を創造していきます。

私たちが目指すこと

「滝川パン」で全国に笑顔の輪を広げる。

かつての滝川パンは「笑顔の絶えない地元に愛されるパン屋さん」でした。
滝川パンから生まれる「笑顔」と「希望」を再び作り出したいと願っています

■「滝川パン」を通じて、食に関わる各分野で一人でも多くの人が働ける場を創出。
■「滝川パン」の材料は熊本・九州・東北の生産者と連携。
■「滝川パン」を熊本の新たな名物・土産物としてPRし「じもと」を活性化
■「滝川パン」で開発した商品の売上げの一部を東北の復興と子ども達へ支援。

【滝川パンスタッフ 緒方浩輔 】
(創設者 滝川誠夫 の曾孫) 

「東北ロクプロジェクト」が運営する、「ロクファームアタラタ」のパン工房「ル・タン・リッシュ」でパンの知識を学ぶ。滝川パンでは新商品開発と広報を担当。衛生管理責任者。

当時の話は、親戚伝えによく聞かされていました。 「滝川パン」の復刻を叶えるため、当時の人気メニューの復活、心をこめて「笑顔になっていただけるパン」の商品作りに取り組んでいます。

東北の被災地での支援活動を共に行い、地方活性から東北復興へと未来をつなげるプロジェクト

ものまねタレント「コロッケ」の祖父が営んでいたパン屋さん。地元の人気店だったが、大きな工場も戦争の空襲で無残にも消失してしまった。

東日本大震災の被災地で、決起した6人による「食と農」を通して復興と子どもたちの未来づくりを目指した、6次産業を基軸とする雇用創出のための、東北復興プロジェクト。